パーフェクトレボリューション劇場は?実話 原作者誰?リリーフランキーの友人
2017/10/07

「パーフェクト レボリューション」9月29日公開
実話で、
「障害者の性について踏み込んだ映画」
が楽しみ!
主人公は、実のリリーフランキーの十年来の友人らしい。
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目次
パーフェクトレボリューション 劇場情報 9月29日公開
主にTOHO系での公開。
上映時間 117分
公開劇場は多くないが絶対見るべき映画です。
全国劇場情報はこちら
主演のクマ役(あだ名がクマ)を演じるリリーフランキーさん
「知っている人を演じるので、今までで一番簡単だった」と!
亡くなっている人や全く知らない人を演じるのではなく、
撮影中にも現場に来てくれて、わからなかったらすぐ聞けるし。
ま、そうなんですけど。
さすがなコメントに、またリリー愛が深まってしまいました。
カラダが自由に動く人間が、カラダのどこかが自由に動かない人を演じることが簡単とは到底思えないが、
きっと常に相手の気持ちだけでなく、それを超える理解や想像ができる人なんですね。
パーフェクトレボリューション テーマとあらすじ
映画のテーマは
泣いてもいい、笑われてもいい。
障害なんて二人で超える。革命は起こせる。
クマは幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うように動かせず車椅子生活をしている。ただし彼は性にとても興味がある。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活動している。そんな彼が、ある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きと生きているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない? 」「それを世界に証明するの!」。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる!
映像を見ると、色で溢れている。
障害者や高齢者や患者=特別なもの・受動的なもの
という世間の常識を日頃から、そうなるべきと演じている障害者も多いとクマのモデルとなった熊篠さんが言う。
~してもらう自分
~してあげると思う相手
という発想。
能動的になると、エッ?!て顔される。
~したい!!!
っていうことがそんなに変なのかって。
この映画の中の鮮やかな色づかいこそ、能動感を表しているように感じる。
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リリーフランキーの演技力の幅が、ハンパない!
そもそも、リリーさんのマルチぶりは有名ですが。
福岡県北九州市で生まれで、武蔵野美術大学で芸術を学んで、
俳優は勿論のことライターやエッセイスト、小説家などの物書きだけではなく、
あの人気NHKアニメ「おでんくん」の作者として有名。
イラストレーターや絵本作家としても活躍しています。
それだけに留まらず、
アートディレクターやデザイナー、フォトグラファー、構成作家や演出家を務めたり、
ミュージシャン、作曲家、作詞家、ラジオナビゲーターとして活躍するなど、
どんだけ多才なんでしょうか・・・。
俳優としても、振り幅がスゴイ!!
「そして父になる」
では、良い父親の演技。
「凶悪」では、
この薄ら笑い・・
こんな怖い人絶対関わりたくない!!と心の底から思った・・
いい人も悪人も、こんなに端と端を演じるって、俳優本業1本でやってるひとには、たまらんでしょうね。
実話が映画化。リリーフランキー演じる「クマ」は誰?
ご本人:熊篠 慶彦さん 現在47歳
脳性まひで手足に障害があります。
障害者の性に対する理解を深めてもらおうと、長年活動。
きっかけは大学生の時に1人の男性として当たり前ですが、女性を好きになり二人でホテルに
入ろうとした時に段差や入口の狭さから入るところがほとんどなかった。
1時間もさまよったとのこと。
熊篠さんは、障害がある人でも利用できる場所を調べてインターネットで公開。
すると、すごい反響があったと。
同じように困っていたか、そこまで行動できずにいた人に勇気も与えたってことですね。
バリアフリーや生活支援は進んできたが、
性の問題はまだまだ置き去りの現実に対して講演も続けてきたそうです。
映画化の話が出る前から、リリーさんはある人を介して知り合い、友人関係にあって
この映画化の話が出て、共感し出演を志願したようです。
ただ、この映画はゲラゲラ笑える映画になっている。
リリーさんコメント
小池栄子さん扮する介護士の恵理がクマの入浴をサポートする場面が描かれるが、
「小池栄子に髪を洗ってもらうというのは男としてある種の上り」とニンマリ。
53歳!独身!万歳!!
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