宮崎勤事件テレビドラマ反響!~その犯行動機と深い闇~宮崎からの手紙の内容

      2017/10/13

10月7日のフジテレビの夜の特番で取り上げられた

宮崎勤・連続幼女殺人事件

平均視聴率11.4%最高視聴率が、16.8%だったようだ。

 

約30年経った今でも、あの事件の狂気さと、

犯人は死刑執行されたものの、事件の本質がハッキリしないモヤモヤとしたものが、

一瞬にしてあの時の自分の気持ちに戻されてしまった。

 

あの時は、まだ子供だったが、相当大人になった今、

改めてあの事件について、人間の闇について、考えてみよう。

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宮崎勤 死刑囚の刑執行の経緯

 

この事件の裁判について、

争点は宮崎被告の責任能力について。

 

この種の事件では、よくある争点。

 

裁判所としては、前代未聞の狂気殺人のため、死刑執行にこぎつけたい事件であったと思う。

 

裁判所は、2006年1月に最高裁が被告側の上告を棄却する判決が出て

2006年2月に死刑確定となった。

当然の判決でしょ。

 

 

宮崎勤側は、再審請求に臨む。

弁護士探しに翻弄し、

再審請求スタートにこぎつけたのが、2008年5月。

 

死刑執行取りやめ通知を法務省に送っていたが、無視される。

 

ちょうど、このころ法務省で死刑執行について、

法律に則り、「迅速に進める」必要性を問われていた時期がちょうど重なって、

神の仕業か、宮崎がその「迅速」のスタートとなったようですね。

 

2008年6月17日 宮崎勤 45歳 死刑執行

 

最後まで、あがき続けた宮崎勤の本当の心の奥には、

どんな得体のしれないものが住んでいたのでしょうか。

 

連続幼女殺人事件の犯行動機は何?

宮崎の死刑判決は、

わいせつ目的で幼女誘拐、騒がれたので殺害した

というもの。

 

ただ、これだけの動機で、

殺害後の解体や体の一部を宮崎自身の身体に戻すような行為

興味本位のわいせつ目的のみでは納得がいかない・・・。

 

宮崎勤と12年間手紙のやり取りを続けた、月刊「創」篠田氏に送られてきた手紙が興味深い

 

宮崎と篠田氏のつきあいは、「夢の中、今も」の書籍発行の取材の関係上、

約12年で宮崎から2464通の手紙が届くほどだったようです。

 

幻聴の主が、10~15人に増えた内容だったり、

感情がすっぽり抜け落ちた

厚さも寒さも感じなくなった

など、書き送ってきたそうです。

獄中の中で、どんどん悪化していったのですね。

 

 

 

今回のTV放映での目玉ネタは、宮崎の肉声テープの存在が明らかになったこと。

 

裁判で宮崎が主張してきた

「ネズミ男」

「もう一人の自分」

について、

  • 刑事の取り調べでは語っていなかったこと
  • 肉声からも雰囲気が裁判時と全く違う

 

”本当の宮崎の姿はどちらなのか”がテーマ

この時期の宮崎事件放映の理由か。

 

 

何度も接見している篠田氏が、そのテープを聞いて驚いたとのこと。

 

”知っている宮崎とかなり違っている”

 

宮崎は、いつもぼーっとして反応もあまりなく、

ぽつぽつ答えるイメージ。

法廷しかり。

 

確かにあの肉声は、宮崎の印象を変えた気がする。

イメージと違った。

必死やん!

変な狂気感はそれほどない?!し。

 

でも、篠田氏によると、

宮崎の供述のおかしさを以下のように指摘している。

 

例えば宮崎は、幼女を誘拐した動機について「あくまで理性として、かわいがりたい。

そばに置く間は自分の子供であると…」と語り、

刑事が「なんで自分の子供がほしいんだ」と畳みかけると「相手にされないから」と答える。

そこで番組では、大人の女性に相手にされないから幼女に手を出した、というわかりやすい解説がなされる。

でもその後、宮崎は「自分で子供を持ちたいと思っているのか」と聞かれ、「はい」と答えている。

告白文の「今田勇子」になりきっているのだ。

よく聞いてみると宮崎の答えはわけがわからないのだ。

でも、刑事は自分なりのストーリーにあてはめて理解していく。両者の応酬はそういう連続だ。

ただ、篠田氏は、刑事たちの宮崎の”詐病説”を否定している。

 

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篠田氏は語る。

宮崎勤がいう

  • 「もう一人の自分」
  • 「ネズミ人間」
  • 「今田 勇子」

について。

 

”自分が自分であること”を

認識する自己同一性に障害を感じる、と。

 

 

多重人格と一般的にはいうのか?

でも、それともちょっと違う気がする。

 

 

自分が罪を犯したこと、いけないことをした罪の意識

これらを本当は自覚しているのではないか。

 

しかし、自分が罪を犯したことを認めたくない想いの強さから、

自分の精神と肉体をもう一つ別の存在に分けて客観し、

自分ではない!としたいのか。。。

 

自分が自分であること

これが認められない状態は、

 

”トラウマに対する心の防御反応”

”トラウマを他人事にしようとしている”

 

とも言われているようです。

 

それがまた、

無意識の中の行動なのか

ある程度、意識しながらそうしているのか

と2000通を超える手紙のやりとり、接見を繰り返してきた篠田氏すら、

確信が持てない宮崎勤の精神状態とは、

本人が今存在しないことから、永遠に明白になることはないとは思いますが。

 

彼の中で、やはり”祖父の存在”と”突然の死”という出来事(トラウマ?)

今まで、普通に存在していたものが、突如目の前から消えてなくなる

それも自分にとって、最大に必要で、寄りかかっていたものが消える

 

その現実を受け入れられない時に、人はどうなるのか

 

世の中には、そんな苦しい体験をしている人はたくさんいると思うが、

それをどう受け止めるかが、本当に大切なこと

 

宮崎勤の心の中は、幼少で止まっていたのかもしれませんね。

 

宮崎勤 家族の生い立ち~人格形成に影響したものは?はこちら

 

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